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台北
台北・中正区 城中市場 老牌牛肉拉麵大王についての記録
── 城中市場のジャージャー麺 ―― 台北駅の南側、駅前の大通りから少し外れた場所に、城中市場という古い商業区画がある。近代的な駅舎やビルから数分。信号を渡り、歩道の幅が急に細くなるあたりで、街の空気が少し変わる。 人の流れはまだ多いが、足取り... -
台北
台北・中山区 黃記魯肉飯についての記録
── 中山国小駅そばの定番魯肉飯 ── 台北中心部の北寄り、MRT中山国小駅周辺は晴光商圏と呼ばれ、雙城街夜市や晴光市場が広がる飲食エリアになっている。 昼と夜で表情は変わるが、時間帯にかかわらず人の流れが途切れにくい場所である。 この辺りは台北中... -
喧騒の記録
台北・松山区 饒河街夜市についての記録
──松山駅の近代化と、夜市を見守る古い廟── 松山区の東側、基隆河に近い一帯は、古くから“錫口”と呼ばれ、港町として発展してきた。水運で栄えた時代の面影は今は薄いが、路地の曲がり方や建物の並びに、その痕跡がわずかに残っている。 その一角に、夕方... -
台北
台北・松山区 冠京華についての記録 | 菜肉餃
―― 松山区の路地で見つけた実質剛健 ―― 松山区は、台北の中では語りにくい場所だ。信義区ほど新しくもなく、万華区ほど古くもない。松山空港の滑走路に近く、南京東路のオフィス街を背中に抱え、住宅地が静かに広がっている。 大通りを走るバスの流れは速... -
食文化の記録
台湾・牛肉麺の歴史についての記録
―― 眷村から街へ広がった、一杯の成り立ち ―― 歴史を語る前に、前提を確認しておく必要がある。 1949年以前の台湾において、牛肉麺は存在しなかった。それどころか、牛肉を食べるという行為そのものが、禁忌(タブー)に近い位置づけにあった。 農耕社会だ... -
片隅の独り言
台湾のドリンク店をざっくり数えてみる
―― いくつかの推定方法を歩きながら試してみる ―― 台湾の街を歩いていると、気づかないうちに次のドリンク店(手搖飲)が目に入る。 角を曲がるたびに看板が変わり、「こんなにあったか?」と、いつも思う。 復興南路を歩いていても、忠孝東路を横切っても... -
片隅の独り言
台湾にドリンク店が多い理由を考えてみる
―― 昼下がりの散歩で浮かんできた、いくつかの理由 ―― 台北を歩いていると、角を曲がるたびにドリンク店の看板が視界に入る。 赤。緑。黄色。 色も字体も違うのに、置かれている場所はよく似ている。 歩道に面した一階。引き戸か、半分だけ開いたシャッタ...