2025年11月– date –
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片隅の独り言
台湾・YouBikeのガソリン節約効果を測ってみる
―― あるいは、エネルギー保存の法則について ―― 朝のニュースで、台北市交通局の数字が耳に入ってきた。 「YouBike、1日20万回利用」 数字としては大きい。ただ、それ以上に気になったのは「20万回という行動が、都市のエネルギーにどう影響しているのか」... -
街角の記録
台湾が誇る自転車文化についての記録
―― Cycling Island Taiwan ―― 台湾には、自転車を発明した島というイメージがある。Giant(ジャイアント)とMeridaという世界的ブランドを持ち、欧米の高級車の多くは台湾で作られている。 しかし、かつて台湾の街には、その自転車の姿がほとんどなかった... -
街角の記録
台湾・YouBikeの生い立ちについての記録
―― 街に溶け込む公共自転車ができるまで ―― 台北の街を歩いていると、黄色と白の自転車が、いつも視界のどこかにいる。交差点の角、MRTの出口、大学の門の前。 あまりにも当たり前の存在になっていて、それが「誰かが設計した仕組み」だということを、つい... -
高雄
高雄・三民区 富錦饗小籠湯包についての記録
―― 高雄・熱河街の朝にある、小さな湯気の専門店 ―― 高雄の三民区、熱河一街を歩くと、朝の空気が少しだけにぎやかになる場所がある。 通勤のバイクが通りすぎ、豆漿店の客が袋を片手に歩いていく。ここは観光地ではない。ただの生活の風景だ。でも、その... -
高雄
高雄・前鎮区 小盛豊湯包についての記録
―― デパートの影で働く、屋台出身の湯包店 ―― MRT三多商MRT三多商圏駅を出て、新光三越のガラス壁を横目に歩く。その裏手に入ると、空気の密度がすっと変わる。 文横三路。朝の6時、デパートはまだ深く眠っている。その静かな裏側で、ここだけが勢いよく蒸... -
片隅の独り言
台湾の蚵仔煎にソースとマヨネーズをかけない理由を考えてみる
―― なぜあのピンク色のたれをかけるのか ―― 夜市で 蚵仔煎(オアチェン) を前にすると、いつも少しだけ拍子抜けする。 たっぷりの牡蠣。半透明の生地。表面に光る、あのピンク色のたれ。 でもそこに、ソースも、マヨネーズも、ない。 日本の感覚なら、粉... -
片隅の独り言
台湾の朝食屋にある2種類の豆乳についての記録
── 鹹豆漿と甜豆漿 ―― 台湾の豆漿店のカウンターに立つと、ほとんど例外なく同じ問いが返ってくる。「甜的?還是鹹的?」甘いのか、それともしょっぱいのか。 初めてこの場に立つ人の多くは、これを味の好みの確認だと受け取る。コーヒーに砂糖を入れるか... -
食文化の記録
台湾・朝食屋が広まった背景についての記録
―― 米も小麦も豆乳も ―― 台北の朝を歩くと、通りごとに音の層が重なっている。 鉄板の上で卵が焼ける音。隣では麺が湯から引き上げられ、その向かいで大きな鍋の豆乳が静かに揺れている。 サンドイッチ屋の横に麺屋があり、そのすぐそばに豆漿店がある。 ... -
片隅の独り言
台湾には蒸籠が何個あるのか数えてみる
台湾の街を歩いていると、蒸籠はあまりにも自然にそこにあって、ほとんど風景の一部になっている。 豆漿店の入口。点心屋の厨房。夜市の屋台の隅。 積み重なった円筒と、その上に立つ湯気。それらは主張しないのに、確実に街の体温をつくっている。 ふと、... -
片隅の独り言
台湾の朝食屋にあるフカフカな小籠包についての記録
―― もうひとつの小籠包 ―― 朝の豆漿店の前に立つと、蒸籠から白い湯気がゆっくりと立ち上っている。 通勤客が足早に通り過ぎ、バイクのエンジン音が交差点に溜まり、そのすぐ横で、蓋を開けた蒸籠の中が一瞬だけ露わになる。 そこに並んでいるのは、小籠包...