片隅の独り言– category –
台湾を歩いているといくつかの疑問が頭に残る。
なぜこんなにドリンク屋が多いのか。
なぜ台中から流行が生まれることが多いのか。
なぜ夜市はどこに行ってもあの形になるのか。
ここでは、そうした「どうでもいいけど、なんとなく気になること」を、
街を歩きながら考えていく。
はっきりした結論が出ない話も多い。
歩きながら、考えていたことを書いているだけの場所。
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片隅の独り言
未来の小籠包について考えてみる | 台湾
―― 未来の小籠包って、どんな姿だろう ―― 屋台の前で、小籠包が蒸し上がるのを待っていた。蒸籠の隙間から、細く白い湯気が立ち上がる。それをぼんやり眺めながら、ふと考えた。 —— 未来の小籠包って、どんな姿をしているんだろう。 街が変わっていくなら... -
片隅の独り言
台湾の食堂が早じまいする理由を考えてみる
―― 19時のシャッターと、それぞれのゴールテープ ―― 晩御飯時の台北を歩いていると、シャッターの音が聞こえる。 まだ19時過ぎ。日本なら「これからが本番」みたいな時間帯なのに、台湾の食堂は、もう椅子を上げて、床を水で流し始めている。 最初は驚いた... -
片隅の独り言
台湾・YouBikeのガソリン節約効果を測ってみる
―― あるいは、エネルギー保存の法則について ―― 朝のニュースで、台北市交通局の数字が耳に入ってきた。 「YouBike、1日20万回利用」 数字としては大きい。ただ、それ以上に気になったのは「20万回という行動が、都市のエネルギーにどう影響しているのか」... -
片隅の独り言
台湾の蚵仔煎にソースとマヨネーズをかけない理由を考えてみる
―― なぜあのピンク色のたれをかけるのか ―― 夜市で 蚵仔煎(オアチェン) を前にすると、いつも少しだけ拍子抜けする。 たっぷりの牡蠣。半透明の生地。表面に光る、あのピンク色のたれ。 でもそこに、ソースも、マヨネーズも、ない。 日本の感覚なら、粉... -
片隅の独り言
台湾の朝食屋に2種類の豆乳がある理由を考えてみる
── 熱くてしょっぱいものと、冷たくて甘いもの ―― 朝の豆漿店には、いつも2種類の湯気が立っている。 ひとつは、白く重たい湯気。もうひとつは、ガラス越しに冷たく揺れている液体。 同じ「豆乳」なのに、その並び方は、まるで別の飲み物のようだ。 熱く... -
片隅の独り言
台湾には蒸籠が何個あるのか数えてみる
台湾の街を歩いていると、蒸籠はあまりにも自然にそこにあって、ほとんど風景の一部になっている。 豆漿店の入口。点心屋の厨房。夜市の屋台の隅。 積み重なった円筒と、その上に立つ湯気。それらは主張しないのに、確実に街の体温をつくっている。 ふと、... -
片隅の独り言
台湾・朝食屋の小籠包がフカフカな理由を考えてみる
―― 朝の街には朝の小籠包 ―― 朝の台北を歩いていると、豆漿店の前にだけ、少しちがう蒸気が溜まっていることがある。 通勤の人が通り過ぎ、自転車が軋み、店先には大きな寸胴と、積み重ねられた蒸籠。 そのなかに、いわゆる「小籠包」がある。けれど観光地... -
片隅の独り言
台湾のドリンク店をざっくり数えてみる
―― いくつかの推定方法を歩きながら試してみる ―― 台湾の街を歩いていると、気づかないうちに次のドリンク店(手搖飲)が目に入る。 角を曲がるたびに看板が変わり、「こんなにあったか?」と、いつも思う。 復興南路を歩いていても、忠孝東路を横切っても... -
片隅の独り言
台湾にドリンク店が多い理由を考えてみる
―― 昼下がりの散歩で浮かんできた、いくつかの理由 ―― 台北を歩いていると、角を曲がるたびにドリンク店の看板が視界に入る。 赤。緑。黄色。 色も字体も違うのに、置かれている場所はよく似ている。 歩道に面した一階。引き戸か、半分だけ開いたシャッタ...