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高雄・新興区 興隆居復興店についての記録

高雄の朝食を調べると、必ず名前が出てくる店がある。
興隆居
六合夜市近くの本店は、いまや観光客と地元民が入り混じるカオスな行列スポットになった。

その一方で、あまり語られない支店がある。
それが復興店だ。


「並ばない興隆居」という価値

本店では、開店前から列ができる。
30分待ちも珍しくない。

復興店は違う。
時間帯にもよるが、ほぼ並ばずに入れる

ここで一度、立ち止まって考える。

・30分並んで食べる湯包
・0分で食べる、同じ湯包

味が同じなら、どちらを選ぶか。
これはグルメというより、合理性の問題だ。

「本店で食べた」という実績(トロフィー)が欲しいなら六合店。
「朝ごはんとして湯包を食べたい」なら、復興店。

目的が違えば、最適解も変わる。


本店との味の差は、あるのか

結論から言うと、ほぼない

湯包は本店と同じく、キャベツ多めでジューシー。
肉汁はしっかりあるが、脂は控えめで、朝に食べやすい。

皮も極薄ではなく、やや厚みのあるタイプ。
スープを守るための設計で、噛むと素直にほどける。

焼餅(シャオビン)も健在だ。
サクッとした焼餅に油條や卵焼きを挟むスタイルは、本店そのまま。

違いがあるとすれば、気持ちの余裕くらいだろう。


朝だけじゃない、という使い勝手

復興店のもう一つの特徴は、営業時間だ。

早朝から昼前まで営業しているのは本店と同じだが、
情報によれば、夕方〜深夜(16:00〜23:30)にも営業している日があるという。

もしこの運用が安定しているなら、
「夜に湯包と豆漿」という、かなり珍しい使い方ができる。

夜市で油に疲れた胃に、
軽めの湯包と温かい豆漿。
これは意外と理にかなっている。


アクセスの現実解

場所は、MRT信義國小駅や美麗島駅から徒歩圏内。
観光動線から大きく外れていない。

「わざわざ行く支店」ではなく、
気づいたら使える支店という立ち位置がちょうどいい。


興隆居を生活側で使うなら

興隆居・復興店は、
「名店を攻略する場所」ではない。

ただ、
高雄の朝食を、普通に食べる場所だ。

並ばず、騒がず、写真も撮らず。
湯包を食べて、豆漿を飲んで、店を出る。

興隆居というブランドを、
観光ではなく生活に戻した店。

それが、復興店の一番の価値だと思う。


興隆居(復興店)

住所: 800高雄市新興區復興一路25號

営業時間: 05:00 – 11:00 (不定休) ※夜営業ありの可能性

アクセス: MRT信義國小駅から徒歩約5分。六合店から徒歩15分ほどの距離。

地図https://maps.app.goo.gl/zc9e8GM6KRocSETS8

本店(六合店)と同じ湯包が、並ばずに食べられる穴場。味のクオリティは変わらない。夜営業もしている場合があり、夜食にも使える。


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