台湾の片隅

← 台湾の片隅に戻る

商いの記録

台湾・小籠包 国際化の影の主役についての記録

台北の有名店では蒸籠から出てくる小籠包が注目を集める一方、世界の冷凍コーナーにも、同じ料理が名もない商品として並んでいる。薄い皮とスープを抱えた点心が、工場のラインと低温の輸送網を通って棚に届くまでには、店先からは見えない別の風景がある。

鼎泰豊の本当の始まりについての記録

かつての鼎泰豊の店内には、油のタンクと小籠包の蒸籠が同居していた。店先を使っていた点心師のほうに客が集まり、油屋の主人はその職人に教えを乞うことになる。

台湾・鼎泰豊という製造業についての記録

鼎泰豊のガラス張りの厨房では、白衣の人々がほとんど音を立てず、小籠包の皮を伸ばし、具を包み、蒸籠へ送っていく。ひとりの料理人が腕を振るう店というより、細かく分かれた工程だけが静かに動いている。

台湾・鼎泰豊についての記録

台北の油屋だった店の蒸籠に、皮5グラム、餡16グラム、18のひだを持つ小籠包が並ぶ。職人の手で作られる料理は、いつの間にか天秤と規格の世界にも置かれている。

台湾・老虎醤温州大餛飩についての記録

台北の街を歩くと、白地に赤い文字の看板が、探していなくても一定の間隔で現れる。店に入れば、子どもの拳ほどある餛飩と、中央に置かれた濃い辛味ソースが待っている。

Louisa Coffee についての記録|台湾のチェーン店

台湾の街を歩いていると、オレンジ色の看板が観光地にも住宅街にも現れる。店内では、コーヒーを一杯飲む人だけでなく、冷房の下でノートPCを開き、しばらく動かない人の姿も目に入る。