台湾の片隅

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訪問の記録

高雄・左営区 就愛餡面食館についての記録

高雄の就愛餡面食館では、ヘチマとエビの湯包から牛肉餡餅、甘い鍋餅まで、同じ「粉もの」の食卓に蒸す・焼く・甘くする料理が並ぶ。肉の存在感が強い一皿と、軽さを残した一皿が、ひとつの店で役割を分けている。

高雄・苓雅区 洪記蒸餃 忠孝店についての記録

焼く音や揚げる匂いがひしめく忠孝夜市で、洪記蒸餃の前には蒸籠から上がる湯気だけが静かに立っている。厚めの皮の蒸餃と甘い玉米濃湯を、店員たちは立ち止まらずに客へ送り出す。

高雄・新興区 六合路肉燥飯についての記録

明るい看板と人の列が続く六合夜市の西端で、六合路肉燥飯のテーブルには肉燥飯より海鮮粥や鱸魚湯が多く並んでいる。色鮮やかな具材を競う夜市の料理とは違い、ここでは湯気の向こうの出汁に客の箸が集まっている。

台北・中山区 丁媽媽水餃についての記録

中山駅の裏通りにある小さな水餃子店では、餃子が運ばれる前に、客が醤油や黒酢、ニンニク、パクチーを器へ重ねていく。湯気の向こうで、同じ店に来た人たちのタレだけがそれぞれ違っている。

高雄・新興区 阿霞焼肉飯についての記録

昼どきの阿霞焼肉飯では、炭火の香りをまとった小ぶりの丼と味噌湯が、近所の人たちの前に次々と並ぶ。狭い店内の客は迷うことなく食べ、食べ終えると静かに席を空けていく。

台北・中山区 福大蒸餃館についての記録

新光三越の裏手に入ると、蒸籠の蓋が鳴り、相席の客が黙々と餃子を運んでいる。評価を受けた店の昼どきとは思えないほど、そこには仕事の休憩時間のような気配が残っている。