台湾の片隅

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街角の記録

台湾夜市の営業許可についての記録

昼はバイクが走るだけの道路に、夕方になると同じ屋台が同じ位置へ現れ、電球の下に店の列ができる。地図にはない境界線と、見えない占有のルールがそこに残っている。

台湾・GIANTという黒子についての記録

台中・大甲には、田んぼと低い建物が続く、どこにでもありそうな町並みが広がっている。その一帯で作られた自転車には、台湾の会社とは別のロゴが刻まれ、世界の街を走っている。

台湾・YouBikeを支える最強の自転車屋についての記録

台北の街角では、雨にさらされ、不特定多数に乗られ続けた自転車が、今日も同じドックに並んでいる。世界各地でシェア自転車の残骸が積み上がったあとも、YouBikeの車体は公共交通の一部として走り続けている。

台湾・YouBikeの設計思想についての記録

台北の歩道では、借りたYouBikeが好きな場所に置き去りにされず、数分おきに現れるステーションへ戻っていく。返却先を選べない仕組みが、街の風景としては不思議なほど馴染んでいる。

台鉄の歴史についての記録

台鉄の線路には、通勤客を乗せて細かく駅に停まる列車と、車窓そのものを楽しむための列車が走っている。かつて長距離移動の主役だった鉄道に、異なる時間の使われ方が重なっている。

EasyCardが示す台湾インフラの完成形

台北のMRTを出たカードが、郊外のバスやコンビニ、自販機でもそのまま使える。年齢も言語も問わず、使える場所を確かめなくても、とりあえずかざせば通ってしまう。