台中– category –
-
台中
台中・北区 吳家莊頂級牛肉麵についての記録
―― ほんのり甘い紅焼、丼を覆う肉の圧力 ―― 台中・北區。車通りの多い通りから一本入っただけなのに、空気が少しゆるむ。その路地の奥に「吳家莊頂級牛肉麵」はある。 名前に頂級(プレミアム)とついているが、店構えは質素だ。派手な看板もない。けれど... -
台中
台中・南屯区 一碗牛肉麺についての記録
―― 文青風(文芸青年風)の空気をまとった、現代の牛肉麺 ―― 南屯の向心路。古い街並みの中に、少し雰囲気の違う店があった。白い看板、木目調の扉、開いた窓から見える柔らかい光。牛肉麺の店というより、小さなカフェのようだった。 この「文青風」の空... -
台中
台中・南屯区 鮮道口福牛肉麵についての記録
―― 南屯の通りに漂う、牛骨スープの匂い ―― 南屯の向心路を歩いていると、静かな住宅と商店が入り混じる。昼でも夜でも、大きな声が響くわけではなく、生活の延長としての音だけがある。その一角に、湯気が外へ流れ出ている店があった。 鮮道口福牛肉麵。... -
台中
台中・南区 熊家湯包についての記録
―― 忠孝夜市に浮かぶ、湯気の中心 ―― 忠孝夜市の通りを歩くと、蒸し籠から立ちのぼる湯気が道に流れ込んでいる場所がある。近づくと、注文を告げる声と、蒸気のはじける音が混ざり合い、夜市の雑多な空気の中で一点だけ温度が高い。 熊家湯包。小籠包の店... -
台中
台中・東区 陳明統控肉飯についての記録
―― 台中駅裏に残る、角煮飯の正統派 ―― 台中駅の裏手。再開発が進む一帯の中に、昔のままの速度で営業を続ける食堂がある。陳明統控肉飯。創業は50年以上前だという。 昼どきになると、店先に湯気と肉の香りがあふれる。観光客が足を止めるというより、地... -
台中
台中・北区 財神爺魯肉飯漢口店についての記録
―― 赤い滷肉と、台中らしい脂の一杯 ―― 漢口路を歩いていると、明るい看板が目に入る。「財神爺魯肉飯」。台中では知られた名前で、夜遅くまで人が出入りしている。 店名は台湾で信仰される富の神様から取られている。縁起の良い響きだが、店の佇まいは素... -
台中
台中・北区 東興市魯肉義(漢口店)についての記録
―― 台中に根づく「赤い魯肉飯」と深夜の熱気の記録 ―― 台中の北区、漢口路を歩くと、夜になっても湯気が立ち続ける店がある。東興市魯肉義の漢口店だ。営業時間は昼から翌朝まで。明かりが落ちることはほとんどない。 店の前を通ると、鍋から立ち上る香り... -
台中
台中・中区 李海魯肉飯についての記録
—— 第二市場の夜を支える角煮飯 ―― 台中・第二市場は、朝と昼に最も活気が出る場所だ。多くの店は午後になると看板を下ろし、通路はしんと静まっていく。 その時間帯に、逆方向から灯りがともる。夕方から深夜まで営業する李海魯肉飯だ。市場の昼と夜を分... -
台中
台中・中区 山河魯肉飯についての記録
―― 角煮を魯肉飯と呼ぶ街で、朝の湯気にまぎれる ―― 台中第二市場の中心にある山河魯肉飯は、朝の早い時間から人の波が絶えない。市場の六角形の建物の一角にあり、調理場の湯気と客の声が混ざり合う。入口は狭く、行列は外まで伸びているが、回転は速い。... -
台中
台中・東区 天津苟不理湯包についての記録
―― 台中駅裏の朝をつくる湯包 ―― 台中駅の裏側、信義街の細い路地に、朝だけ異様に人の気配が濃くなる一角がある。天津苟不理湯包。 店名は古めかしく、看板も派手ではない。でも、朝5時半になると蒸籠の塔が立ち上がり、湯気が路地に流れ出す。仕事前の人...
12