街角の記録– category –
ここには、台湾の街角で出会った風景をまとめている。
歩いていて、ふと目にとまった建物や仕組みもあれば、
理由もなく何度も足が向く場所もある。
そこにどんな空気が流れていたのか、
どんな人がいて、どんな時間が積み重なってきたのか。
食とは少し離れた場所の歴史や気配も、静かに残しておきたい。
台北、台中、高雄を中心に、
台湾の“街の片隅”を少しずつ集めていく予定。
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街角の記録
バスという街の骨格についての記録
―― MRT の“遅刻”がつくった都市構造 ―― 台湾の公共交通は、長いあいだバスに依存していた。台北の MRT が走り始めたのは1996年。それまでの40年近く、都市の移動を支えていたのはバスだけだった。 結果として、路線は毛細血管のように張り巡らされている。... -
街角の記録
台湾の街角で光るひらがな、「の」についての記録
―― 台湾の看板にひっそりと残る、38番目の文字について ―― 台湾を歩いていると、漢字の海の中に、ぽつんと「の」が浮かんでいることに気づく。 阿明の店媽媽の廚房茶の魔手 日本でも中国でもない場所で、ひらがなの「の」だけが、不思議な居場所を確保して... -
街角の記録
台湾の自転車文化についての記録
―― Cycling Island Taiwan ―― 台湾には、自転車を“発明した”島というイメージがある。Giant(ジャイアント)とMeridaという世界的ブランドを持ち、欧米の高級車の多くは台湾で作られている。 しかし、かつて台湾の街には、その自転車の姿がほとんどなかっ... -
街角の記録
Youbike(微笑單車)の歴史についての記録
台北の街を歩いていると、黄色と白の自転車が、いつも視界のどこかにいる。交差点の角、MRTの出口、大学の門の前。 あまりにも当たり前の存在になっていて、それが「誰かが設計した仕組み」だということを、つい忘れてしまう。 YouBike は、単なる移動手段...
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