商いの記録
日本・一蘭についての記録
繁華街の赤い看板の下に列ができているのに、周囲から聞こえるのは控えめな物音だけだ。扉の向こうでは、豚骨ラーメンを食べるための視線や会話まで、席ごとに切り分けられている。
日本・一風堂についての記録
東京やニューヨークの一風堂で豚骨ラーメンを食べても、店の前で鼻を刺すような獣臭に出会うことはほとんどない。白木のカウンターと静かなジャズの下で、かつて荒々しさと結びついていた料理が、別の姿で置かれている。
台湾・ひげ張のサイドメニューについての記録
39元の魯肉飯を目当てに店へ入り、レジ前のトレイを見ると、青菜やスープ、卵まで並んでいる。小さな丼だけで終わる客は少なく、いつの間にか一食分の形ができている。
台湾・ひげ張という魯肉飯唯一の王者についての記録
30元前後が相場の魯肉飯を、ひげ張はそのほぼ2倍で出している。尖った味を売りにする店ではないのに、昼時の店内には客が途切れず、街のあちこちで同じ髭のロゴを見かける。
台湾・製造業としてのひげ張についての記録
魯肉飯を注文すると、店の厨房から出来たての料理が運ばれてくるように見える。けれど新北市五股区には、店舗ではなくスーパーや機内食にも向けて魯肉飯を作る、別の大きな拠点がある。
台湾・食堂の外にあるひげ張についての記録
黄色い看板と口ひげのロゴは、街角の食堂だけでなく、全聯の棚やコンビニの弁当、春節の贈答箱にも現れる。店を出た魯肉飯が、別の姿で生活のあちこちに置かれている。
台湾・ひげ張の方向転換についての記録
台北の駅前や大通り沿いでは、丸い頬と口髭のロゴが何度も現れる。屋台料理の魯肉飯を出す店なのに、どの店舗も明るく清潔で、制服姿のスタッフが同じ手順で動いている。
台湾・髭須張魯肉飯の鶏肉飯についての記録
台北の街角で繰り返し見かける魯肉飯の看板に入り、店内を見渡すと、豚肉の丼に混じって鶏肉飯が同じような頻度で運ばれている。メニューでは二番手に置かれた一杯が、専門店ではない場所で静かに選ばれ続けている。