商いの記録

日本の片隅

日本・一蘭についての記録

繁華街の赤い看板の下に列ができているのに、周囲から聞こえるのは控えめな物音だけだ。扉の向こうでは、豚骨ラーメンを食べるための視線や会話まで、席ごとに切り分けられている。

日本の片隅

日本・一風堂についての記録

東京やニューヨークの一風堂で豚骨ラーメンを食べても、店の前で鼻を刺すような獣臭に出会うことはほとんどない。白木のカウンターと静かなジャズの下で、かつて荒々しさと結びついていた料理が、別の姿で置かれている。

台湾の片隅

台湾・髭須張魯肉飯の鶏肉飯についての記録

台北の街角で繰り返し見かける魯肉飯の看板に入り、店内を見渡すと、豚肉の丼に混じって鶏肉飯が同じような頻度で運ばれている。メニューでは二番手に置かれた一杯が、専門店ではない場所で静かに選ばれ続けている。

台湾の片隅

台湾の美而美についての記録

まだシャッターの下りた住宅街で、赤と黄色の「美而美」だけが灯り、鉄板の音を響かせている。店名の前後が少し違う看板も、卵や肉を挟んだ同じような朝食を並べている。