台北・大安区 好公道金雞園についての記録
鼎泰豊から数分の永康街で、ガラス張りでも洒落た照明でもない入口から、蒸籠と粉の匂いが歩道へ流れ出している。1階では、説明も演出もないまま、包む、並べる、取るという作業だけが続いている。
鼎泰豊から数分の永康街で、ガラス張りでも洒落た照明でもない入口から、蒸籠と粉の匂いが歩道へ流れ出している。1階では、説明も演出もないまま、包む、並べる、取るという作業だけが続いている。
台中・水湳市場の近くで、蒸心手工小籠湯包の小籠湯包は、店内で食べても白い紙箱に入って出てくる。隣では店員が皮を伸ばし、蒸籠からは次の湯気が立ち上がっている。
西門町のメインストリートから路地に入ると、映画館や服屋の人波から少し離れた場所に、間口の小さな梁山泊小籠湯包がある。紙カップのスープと、箸を入れた途端に肉汁がこぼれる小籠包が、通りのすぐ脇で出てくる。
台北駅から数分歩くと、スーツケースの音より革靴やサンダルの足音が目立つ細い路地に入る。その奥の狭い店では、ほとんどの卓に同じ色のジャージャー麺が並び、客は卓上の生ニンニクをためらいなく足していく。
中山国小駅から数分歩いた小さな公園のそばで、目立たない店の前だけに人の列ができている。店内では、観光客と近所の客が同じ魯肉飯を前に、同じ通りの食事の流れに加わっている。
蒸気の向こうで、ほとんどのテーブルに小籠包の蒸籠が置かれている。けれどメニューの中ほどにある菜肉餃は、厚い皮から淡い緑をのぞかせ、持ち上げると小籠包よりずっと重い。