訪問の記録

台湾の片隅

高雄・前鎮区 小盛豊湯包についての記録

新光三越のガラス壁がまだ朝の光を映し始める前、裏手の文横三路では蒸籠が積まれ、湯包の湯気だけが立ち上っている。百貨店の開店を待つ街の背後で、朝の食事を求める人の動きが先に始まっている。

台湾の片隅

台北・板橋 56巷口湯包についての記録

板橋の裕民夜市で、バイクが行き交う蒸籠の前に地元客が列をつくる。屋台の気軽な景色から出てくる小籠包は、薄い皮の内側でスープが大きく揺れ、隣では蒸し臭豆腐まで湯気を立てている。

台湾の片隅

台北・三重 小上海湯包についての記録

夜の三重をバイクの音が行き交うなか、住宅街の一角だけに小籠包の湯気が残っている。小さめの蒸籠を囲む人々にとって、ここは食事をする店というより、遅い時間にまだ灯りのついている場所だ。

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台北・中正区 黄龍荘についての記録

永康街の喧騒から離れた牯嶺街で、黃龍莊の蒸籠には薄く均一なヒダの小籠包が並ぶ。箸で持ち上げても破れにくいその皮と、青江菜の緑が鮮やかな菜肉餃には、観光地の名店とは少し違う気配がある。