台湾の市場での魚の扱いについての記録
朝の伝統市場では、精肉店の前に人が集まる一方、鮮魚店は端で控えめに営業している。ところが台湾の魚介類消費量は、年間30キロを超えて世界でも上位にある。
朝の伝統市場では、精肉店の前に人が集まる一方、鮮魚店は端で控えめに営業している。ところが台湾の魚介類消費量は、年間30キロを超えて世界でも上位にある。
朝7時の伝統市場では、氷も冷蔵ケースもない台に、解体されたばかりの肉が並んでいる。昼前にはその肉も店先から消え、屠畜場が休む月曜日には市場の精肉店まで静かになる。
メニューの端に小さく載った35〜45元の麺は、澄んだスープと白い麺、わずかなネギだけで運ばれてくる。具の少なさに反して、ラードと揚げネギの香りは隠れ場所がない。
紅焼牛肉麺を注文した直後、店員から聞かれるのは辛さでも具でもなく、麺の種類だ。刀削麺、平打ちの家常麺、細麺、冬粉が同じ一杯の選択肢に並ぶと、牛肉麺は麺を替えるだけで別の食べ物に見えてくる。
昼12時、台湾の弁当屋では、輪ゴムで十文字に縛られた箱が次々と店先から運び出される。透明な袋の内側は曇り、紙箱や木箱の角には、詰めたばかりの飯の熱が残っている。