食文化の記録
台湾・水餃子(水餃)についての記録
夕方の台湾の食堂では、水餃が皿ではなく「10粒」「15粒」と数で注文される。白いご飯を添える客はほとんどおらず、厚い皮の一粒一粒だけで食事が組み立てられている。
台湾の虱目魚(サバヒー)についての記録
台南の朝食屋では、夜明け前に水揚げされた銀色の魚が、透明なスープの中で静かに湯気を立てている。身の奥には222本もの小骨がありながら、客はそれを気にする様子もなく、白い身をすくって食べていく。
台湾の「包(パオ)」と「餃(チャオ)」についての記録
台湾の食堂では、水餃、湯包、胡椒餅、生煎包が同じ壁に並ぶ。どれも小麦粉の皮で具を包んでいるのに、蒸籠から出てくる生地は、ふくらむものと肉汁を閉じ込めるものに分かれている。
台湾の蚵仔煎についての記録
台湾の夜市で蚵仔煎を頼むと、牡蠣より野菜が多い鉄板の一皿に、最後はピンク色の甘いソースがかかる。中心の生地は弾力があり、縁だけが油で薄く crisp に焼けている。
台北・三重の5大魯肉飯について記録
台北橋を渡ると、低層の建物とスクーターが密集する通りに、「魯肉飯」と「豬腳」の看板が何度も現れる。徒歩圏の食堂には、脂、豚足、酸菜、朝の定食と、それぞれ違う目印が並んでいる。
台湾・魯肉飯と食堂の流儀についての記録
台北の丸林魯肉飯では、客はまずガラスケースの魚や肉、青菜を選び、最後に店員から「飯? 麺?」と聞かれる。小さな魯肉飯の茶碗は、選ばれた皿のあとに置かれている。
台湾の魯肉飯と肉燥飯の違いについての記録
台北で「魯肉飯」を頼むと、細かく刻んだ豚肉が白飯を覆う。ところが濁水溪を越えると、同じ三文字の丼に大きな豚バラ肉が載る店が現れ、細肉の飯には別の名前が付いている。
台湾・朝食屋が広まった背景についての記録
台北の朝、豆漿店の隣でサンドイッチが焼かれ、その向かいでは粥や麺が湯気を立てている。米、小麦、豆乳、洋風のパンが、ひとつの通りの同じ時間帯に並んでいる。