台湾の蒸し餃子(蒸餃)についての記録
台湾で蒸餃を食べようとすると、専門店ではなく、麺や鍋貼、小籠包が並ぶ食堂のメニューを探すことになる。蒸籠に収まった姿は小籠包に似ていても、箸でつまみ、醤油だれと生のにんにくで食べる料理だ。
台湾で蒸餃を食べようとすると、専門店ではなく、麺や鍋貼、小籠包が並ぶ食堂のメニューを探すことになる。蒸籠に収まった姿は小籠包に似ていても、箸でつまみ、醤油だれと生のにんにくで食べる料理だ。
台湾の街では、水餃が専門店の看板にも冷凍庫の商品にもなり、店では一個単位で食べる数まで選べる。米を主食としてきた土地で、北方の麵食だった料理が、これほど自在な日常食として並んでいる。
台南の朝食屋では、夜明け前に水揚げされた銀色の魚が、透明なスープの中で静かに湯気を立てている。身の奥には222本もの小骨がありながら、客はそれを気にする様子もなく、白い身をすくって食べていく。
台湾の食堂では、水餃、湯包、胡椒餅、生煎包が同じ壁に並ぶ。どれも小麦粉の皮で具を包んでいるのに、蒸籠から出てくる生地は、ふくらむものと肉汁を閉じ込めるものに分かれている。
台湾の夜市で蚵仔煎を頼むと、牡蠣より野菜が多い鉄板の一皿に、最後はピンク色の甘いソースがかかる。中心の生地は弾力があり、縁だけが油で薄く crisp に焼けている。
台北橋を渡ると、低層の建物とスクーターが密集する通りに、「魯肉飯」と「豬腳」の看板が何度も現れる。徒歩圏の食堂には、脂、豚足、酸菜、朝の定食と、それぞれ違う目印が並んでいる。
台北の丸林魯肉飯では、客はまずガラスケースの魚や肉、青菜を選び、最後に店員から「飯? 麺?」と聞かれる。小さな魯肉飯の茶碗は、選ばれた皿のあとに置かれている。
台北で魯肉飯を頼むと細かな豚肉が飯に載るのに、台南や高雄では同じ姿の丼が「肉燥飯」と書かれている。さらに南部では、「魯肉飯」の名で大きな豚肉が出てくる店もある。