食文化の記録

台湾の片隅

台湾の葱油餅についての記録

鉄板の上で生地を叩く音と、ラードでネギが焦げる匂いが、台湾の街角にはある。小麦粉、水、ネギ、塩、油だけの薄い一枚が、店ごとにサクサクとモチモチの幅を見せている。

台湾の片隅

台湾の熱豆漿についての記録

高雄の朝、背中に汗がにじむ店先で、隣の男性は湯気の立つ熱豆漿に油條を沈めていた。暑さから逃げるように冷たい飲み物へ手が伸びる場所で、その白い丼だけが熱を抱えている。

台湾の片隅

台湾の地瓜球についての記録

夜市の大きな中華鍋で、黄金色や紫色の小さな球が押し潰されている。ところが、鍋肌に押しつけられるたびに、その球は壊れず、少しずつ空洞を抱えて膨らんでいく。